マスクをすると暑いし息苦しい…。
ハッカスプレーがいいって聞いたので作り方が知りたい!
こんなお悩みを解決していきます。
マスクをすると、とにかく暑い今日この頃。
ということで、今回はマスクが快適になると話題のハッカスプレーの作り方を紹介していきます。
マストアイテム
ハッカ油
毎年夏になると話題になるのが、元祖スースー系アイテム『ハッカ油』。
ハッカ油は、お風呂に数滴垂らすだけで極寒になれるスグレモノ。
ハッカ油に含まれるメントールは脳が冷たいと錯覚を起こして、体感温度を4℃も下げる効果があるのだそうです。
そんな夏のトレンドアイテム・ハッカ油を使ってマスクを快適にしていきましょう。
記事を読むと、こんなことがわかります。
- ハッカスプレーの作り方
- マスクスプレーに使う時の注意点
- ハッカ油が余った時の活用方法
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もくじ
夏マスクを快適にするハッカスプレーの作り方

基本となるハッカスプレーの作り方を紹介していきます。
まずは、用意するものから。
- 無水エタノール 小さじ1
- 精製水 45ml
- ハッカ油 5滴~10滴
- スプレー容器 ガラス製orエタノール耐性があるもの
スプレー容器は、プラスチック製だと溶けてしまう場合も。
ガラス製であれば問題ありませんが、プラスチック製でもエタノール耐性があるものならOKです。
それでは、作り方を見ていきましょう。
- スプレー容器に無水エタノールとハッカ油を入れる
- よーく振る
- 精製水を入れる
- よーく振る
ご覧の通り、材料を入れて振るだけなのでとっても簡単。
材料を入れるときに、小さめの漏斗(ろうと)があると便利ですよ。
ハッカスプレー作りに無水エタノール・精製水は必要?
最近なかなか手に入りにくい無水エタノールや精製水。
ハッカスプレーを作るために、無水エタノールや精製水が本当に必要なのかを調べてみました。
まずは、それぞれどんな役割があるのかを見ていきましょう。
無水エタノール
- ハッカ油を水に溶けやすくする
- 防腐作用があり長持ちする
精製水
- 不純物が含まれていないので肌にやさしい
まとめると、こんな感じですね。
つまり、無水エタノールや精製水がなくてもハッカ油と水さえあればハッカスプレーは作ることができます。
ただし、無水エタノールや精製水を使わない場合は以下のことに注意してください。
- 保管はできるだけ冷暗所で!
- 1週間程度で使い切ること
- 分離しやすいので使う前によく振ること
水とハッカ油だけでハッカスプレーを作る場合の分量はこちら。
分量
水 50ml : ハッカ油 5滴~10滴
アロマオイルでオリジナルハッカスプレーを作ろう!
ハッカスプレーに、アロマオイルをプラスすると香りを楽しむことができます。
ハッカ油と相性が良いとされているアルマオイルは以下を参考にしてください。
- レモングラス
- ローズマリー
- ラベンダー
- ベルガモット
- ユーカリ
- ユズ
ハッカ油は柑橘系などのリフレッシュ効果があるアルマオイルと相性が良いとされています。
ハッカスプレーにアロマオイルをブレンドするときの分量はこちら。
分量
ハッカスプレー 50ml : アロマオイル 1滴~2滴
色々試してみるのも楽しそうですね。
ハッカスプレーをマスクに使う時の注意点

ハッカスプレーをマスクに使う場合の注意点をまとめてみました。
注意したいことはこちら。
- ハッカ油を入れすぎない
- 適量をスプレーする
- 妊娠中は使用しない
- 猫がいる場所で使用しない
詳しく解説していきます。
ハッカ油を入れすぎない
ハッカ油は刺激が強め。
入れすぎてしまうと清涼感どころか痛いと感じてしまうことも。
「足りないかな」と思うくらいで留めておきましょう。
適量をスプレーする
ハッカスプレーは、1プッシュ~2プッシュが適量です。
たくさんスプレーしてしまうと、ハッカの清涼感でむせてしまったり痛いと感じてしまいます。
まずは1プッシュしてみて、足りなければ足すようにしましょう。
妊娠中は使用しない
妊娠中は、アロマオイルの使用には注意が必要です。
妊娠中のアロマオイルが禁忌(きんき)とされている理由がこちら。
禁忌とされている理由
- ホルモンバランスを調節する作用
- 分娩を促す作用
- 月経を促す作用
アロマオイルの種類によっては、このような作用があるので妊娠中の使用を避けるように言われています。
すべてがNGというワケではありませんが、アロマオイルって種類がたくさんあるので素人には判別が難しいんですよね。
ハッカ油にも、冷却作用や月経を促す作用があるので妊娠中の使用は避けた方が無難です。
猫がいる場所で使用しない
ハッカ油をはじめアロマオイルは、猫にとっては猛毒です。
猫は、アロマオイルに含まれる成分を解毒することができません。
有害物質が体内に蓄積されてしまい肝機能・腎機能に異常が出てしまいます。
ハッカスプレーが余った時の活用方法
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作ったハッカスプレーは、「1週間くらいで使い切りましょう」というお話しましたよね。
マスクにスプレーするだけだと、おそらく余ってしまうと思います。
そこで、ハッカスプレーが余ってしまった時の活用方法をご紹介します。
主な活用方法は、こちら。
- 生ゴミの消臭
- カビの予防
- 床の掃除
- 虫よけスプレー
解説していきます。
生ゴミの消臭
ハッカスプレーを三角コーナーや生ゴミに吹きかけると…あら不思議!
生ゴミの嫌なにおいが軽減されます。
夏は特に生ゴミのにおいが気になる季節なので、余ったハッカスプレーが大活躍しますよ。
カビの予防
なんとハッカスプレーにはカビを予防する効果もあります。
窓のサッシや下駄箱、お風呂場などカビが気になる場所にスプレーしておけば簡単にカビ予防ができます。
床の掃除
ハッカスプレーは、床の掃除にも使うことができます。
殺菌効果があるので、床にこびりついた見えない雑菌もキレイに。
クエン酸や重曹をプラスする方法もあります。
合わせ技
- +クエン酸 トイレなど水回りの掃除にピッタリ
- +重曹 壁・床・ガスコンロの掃除にピッタリ
虫よけスプレー
ハッカスプレーが虫よけスプレーの代わりになるのは、ご存知の方も多いかもしれませんね。
効果のある虫
- 蚊
- ハチ
- ゴキブリ
- カメムシ
このようにたくさんの虫に効果が。
網戸にハッカスプレーをすれば、家に入ってこようとする虫を遠ざけてくれますよ。
まとめ

今回は、夏マスクを快適にするハッカスプレーの作り方をご紹介しました。
ハッカスプレーを作るコツは、とにかくよーく振ること。
作り方をおさらいしていきましょう。
- 無水エタノール 小さじ1
- 精製水 45ml
- ハッカ油 5滴~10滴
- スプレー容器 ガラス製orエタノール耐性があるもの
無水エタノール・精製水が用意できない場合は、水+ハッカ油でも作れちゃいます。
水+ハッカ油でハッカスプレーを作った場合は、分離しやすいのでスプレーを使う前によーく振りましょう。
作ったハッカスプレーは1週間を目途に使い切ることをお忘れなく。
もし、余ってしまったらお掃除などで消費しましょう。
ハッカスプレーには鼻づまりを緩和する効果もあるので、風邪や花粉症で鼻が辛い時にも活用することができますよ。
ぜひ試してみてくださいね。