年末ってイベントが多くて本当に大忙しですよね。
年末の面倒なイベントナンバーワンの大掃除には色々悩みがつきものです。

今回は、そんな大掃除のお悩みを解決しちゃいます!
- 大掃除はいつからいつまでにやるの?
- 大掃除に準備は必要?
- 大掃除はどこからはじめればいいの?
- 大掃除のコツが知りたい

大掃除はいつからやるべき?
余談ですが、昔は大掃除のことをすす払いと呼んでいて屋根のすすを払うことで厄払いをしていたそうです。
大掃除は年末ギリギリにするイメージがありますが、実は違うようです。
12月13日からはじめて12月28日までに終わらせるのがベスト
12月29日、大晦日、元旦に大掃除をするのはNG!
12月29日は9が「苦しむ」を連想するので縁起が悪いとされています。
大晦日と元旦については、大掃除をしたあとすぐ正月飾りを飾ることが良くないとされているようです。


ネットの口コミを見ると、11月くらいからはじめているなんて方もいればクリスマスが終わったくらいからはじめるという方もいて人それぞれ。
大掃除は少しずつコツコツやる派と1日でがっつりやる派で別れると思いますが、スケジュールに合わせて12月28日までに大掃除が終わるのが理想的です。
大掃除には準備が必要!?
大掃除を手早く済ませるには、事前準備が欠かせません。
具体的に何をどう準備すればいいのかを、説明していきたいと思います。
- 不用品の整理と処分
- 大掃除する場所をリストアップ
- 大掃除する順番を決めておく
- 大掃除に必要な掃除用具を用意する

不用品の整理
クローゼットの中にずっと眠っている服やバックはありませんか?

捨てる=幸せを引き寄せるとも言われていますので、何年も出番がないものはいっそのこと処分してしまいましょう。
不用品を処分することで大掃除も効率的に進みますし、開いたスペースに新たな収納スペースができるなどのメリットもあります。
- クローゼット 服やバッグ
- 靴箱 履かなくなった靴
- メイクボックス 古くなった化粧品
- 収納棚 書類や雑誌、CDなど
- 食品棚 賞味期限が切れた食品や調味料
- 洗面台の下 サンプルやアメニティ

処分するものが決まったら、捨てるのか売るのかを見極めましょう。
不用品がちょっとしたお小遣いになれば嬉しいですよね。
ゴミの日をチェックしておく
ゴミの日をチェックしておくのも大事なポイントです。
年末年始はゴミの日が通常と違うことが多いので、一歩間違えると新年を不用品だらけのゴミ屋敷で迎えることになりかねません。
大掃除する場所をリストアップ
不用品の整理や処分が終わったら次に、どこを掃除するのかをリストアップしていきます。
- ベッドルーム(部屋)
- バスルーム
- キッチン
- リビング
- 床
- トイレ
- 玄関
このリストからもう少しだけ細かく、どこを掃除するのかを考えてリストアップしておきましょう。
例えば、ベッドルームであればシーツや枕カバーを交換する・カーテンを洗う・ベッドをずらしてホコリを取る・照明のホコリを取るといった感じです。
ベッドルーム | 照明 | ホコリを落とす |
カーテン | カーテンを洗う | |
カーテンレール | ホコリを落とす |
ざっくりと考えたものを、簡単なチェックリストとしてメモしておくともれなく掃除することができます。


自分で掃除できるところなのか、お掃除のプロに頼むべきなのかを見極めます。
難しい場所は時間もかかってしまうので、思い切ってプロに頼むというのもひとつの方法です。
大掃除する順番を決めておく
大掃除する場所が決まったら、今度は大掃除する順番を決めていきましょう。
ちなみに大掃除にはポイントがあるので、それを踏まえて順番を考える必要があります。
上から下へ、中から外へがポイント
例えば、電気やカーテンレールなどを掃除するとホコリが落ちてしまうので後から床を掃除した方が合理的ですよね。
それを踏まえて、階段がある家なら上の階から玄関に向かって大掃除をしてくといった感じで順番を考えていきます。
- クローゼット
- ベッドルーム
- バスルーム
- キッチン
- リビング
- トイレ
- 玄関
部屋が少ないのでこんな感じで簡単ですが、家が広い方は順番が難しいかもしれませんね。
上にあるものから掃除していき、最後に玄関の床を掃除するというポイントは抑えておきましょう。
大掃除に必要な掃除道具を用意する
いざ掃除しようとしたら「洗剤が足りない」なんてことにならないように、大掃除に必要な掃除用具が揃っているか事前に確認しておきましょう。
- 洗剤 (バスマジックリン、マイペットなど)
- セスキ炭酸ソーダ (油汚れにおすすめ!)
- カビキラー
- メラミンスポンジ
- ファブリーズ
- 雑巾
- ウエットシート(床用)
- ハンディーワイパー
- 歯ブラシ
洗剤は、場所や用途に合わせて用意しやすいものでも大丈夫です。

大掃除をするときにホコリで鼻水が止まらないなんてこともあるので、マスクも用意しておくと安心です。
メラミンスポンジは、あまり力を入れずに色んな汚れがキレイになるのでストックしておきましょう。

いざ大掃除本番!徹底的にキレイに
大掃除の準備が整ったら一気におうちを掃除していきましょう。
大掃除のときに大事な心構えをご紹介します。
この心構えは、主に私が普段掃除をするときに心がけていることです。
- 制限時間を決める
- 休憩なしor少なめの休憩で一気に行う
- 掃除が終わったらチェックリストにチェックする
この3箇条のポイントを大まかに説明します。
制限時間を決めずに取り組んだり、休憩をはさみすぎるとダラダラしてしまい大掃除が進まない原因になります。


理由は大きく分けて2つあります。
1つ目は掃除のもれを無くすこと、2つ目はチェックすることで大掃除の達成度がわかるので達成感もあり効率がアップします。
では、ここからは場所ごとにどのような掃除をしていくのかをご説明していきます。
クローゼット
クローゼットの大掃除でおすすめの方法は、いったん中身を全部空にすることです。
クローゼットは意外とホコリが多い場所なので、空の状態にして掃除機をかけた後に拭き掃除をするのが一番効率的です。
照明や棚、金具についた汚れもキレイに拭き取りましょう。
カビなどの原因を作らないためにも、クローゼットを少し乾燥させてから衣類を戻すように気を付けてください。
- 中身を空にする
- ホコリを取って汚れを拭き取る
- 金具の汚れも忘れずに
- クローゼットを乾燥させる
ベッドルーム
お掃除箇所の多いベッドルームは、まずはカーテンを外し必要に応じてカーテンを洗いましょう。
次に照明、カーテンレールのホコリを落として洗剤で拭き取ります。
壁や天井の四隅などホコリが気になる場合は、乾いた雑巾やハンディーワイパーでホコリを落とします。
ベッドの下も汚れが溜まりやすいので、できればずらして掃除機をかけて洗剤でキレイにしましょう。
寝具は洗うか、ファブリーズをしておけば快適ですよ。
- カーテンレールを掃除する前に、カーテンを外す
- 照明、カーテンレール、天井や壁の四隅のホコリを落とす
- ベッドもずらしてホコリを取り洗剤で汚れを拭き取る
バスルーム
バスルームは水垢やカビのお掃除がメインです。
天井や壁など普段あまり掃除していない場所をメインにバスマジックリンなどの洗剤を使って汚れを落としていきましょう。

鏡の水垢は、100均で売っているウロコ落としを使えばピカピカになります。
カビが気になる隅やゴムパッキンなど、カビキラーをしてラップをして時間を置いてからお掃除するのがおすすめです。
- 天井や壁など普段お掃除していない場所を重点的に
- 蛇口にはメラミンスポンジ、鏡にはウロコ取りを活用
- カビが気になる場所はカビキラーをしてラップで蒸らす
キッチン
キッチンのお掃除は、換気扇パーツやコンロの五徳など油汚れが気になるものをシンクなど開いたスペースで時間をかけて落とします。


その間にコンロ下やシンク下などの収納スペースを片付けていきましょう。
全部取り出してから行うと、中までキレイにすることができます。
ある程度片付いたら、換気扇のパーツやコンロの五徳などの汚れを落として元の位置に戻しましょう。
シンクが空いたら、冷蔵庫の掃除に取りかかります。
冷蔵庫も意外と汚れているので棚やポケットなど外せる部分は洗剤で洗い、外せない部分もキレイに拭き取り汚れを落としましょう。
- 油汚れが気になるものは、セスキ炭酸ソーダ水とキッチンペーパーで湿布
- 収納スペースは全部取り出して中までキレイに
- 冷蔵庫の棚やポケットを外して水洗いする
リビング
リビングは天井や照明、壁の汚れを落とすところからはじめましょう。
カーテンレールの掃除をする場合は、カーテンを外します。
カーテンやクッションなどの布製品は洗わない場合、ファブリーズなどでしっかり消臭と除菌をするのがおすすめです。
次に照明のスイッチやコンセント、家電、家具などをキレイにしていきます。

下に落ちたホコリを掃除するついでに、ソファなどの大きな家具も動かしてホコリを一掃しましょう。
掃除機をかけると30分程度ホコリが舞うので、少し時間を置いてから仕上げにウエットシートなどで拭き掃除を行うのがポイントです。
- 天井や照明など高い位置からホコリを落とす
- カーテンレールを掃除する場合は、カーテンを外す
- 照明のスイッチやコンセントなどの細かい部分も忘れずに
- 家電はホコリがつきやすいので水拭き必須
- 下に落ちた汚れを落とすついでに大きな家具の下もキレイに
- 仕上げにウエットシートなどで拭き掃除を
トイレ
カバーやマットなどを全部外し、照明や収納棚など高い位置からお掃除していきます。
水回りは洗剤やメラミンスポンジを使えばキレイに汚れが落ちます。
ウォシュレットのノズルなど忘れがちな場所は、先にお掃除しておくと良いかもしれません。
便器の汚れが気になる場合、トイレ用洗剤をつけたトイレットペーパーで湿布をしてその間に床などの掃除に取りかかりましょう。
- 照明や収納棚など高い位置から掃除する
- 水回りはメラミンスポンジを活用
- ウォシュレットのノズルなど忘れそうな場所は優先的に
- 便器の汚れが気になる場合は、洗剤を含ませたトイレットペーパーで湿布
- 床の掃除も念入りに
玄関
さて、いよいよ大掃除もラストスパート。
玄関はお客様をお迎えする大切な場所なので特に念入りにお掃除しておきたいところです。
まずは照明を、次に玄関のドアやドアノブなども拭いていきます。
次にシューズクローゼットから靴をすべて取り出し、中の小石や砂ホコリを掻き出してから拭き掃除をします。
シューズクローゼットに湿気は厳禁なので、しっかり乾いた雑巾で水気を拭き取り靴を戻しましょう。

玄関の床に落ちた小石や砂ホコリを掃除してから、軽く水拭きして洗剤でキレイにしていきます。
- 照明から行い、玄関のドアやドアノブをキレイに
- シューズクローゼットは中身を空にしてから掃除する
- 水拭きをしたら空拭きも忘れずに
- 靴の汚れも落とす
- 玄関の床も洗剤をつけてキレイにする


年末の大掃除中の事故に注意!
この前Twitterを見ていたらこんなツイートを発見しました。
掃除中の事故に注意!
東京消防庁管内では、2014〜18年の5年間に掃除中の事故により3,852人が救急搬送され、大掃除をすることが多い12月が最多だったといいます。https://t.co/vra2JkkQLq pic.twitter.com/PDnyevWxtd— ウェザーニュース (@wni_jp) December 18, 2019
なんとお掃除中の事故のうち、12月はお掃除の事故数が1番多い月なのだとか。
普段掃除しないような場所をがんばって掃除しようとするからなのでしょうか。
大きなお世話かもしれませんが、くれぐれも無理のない大掃除をしてくださいね。
まとめ
年末の大掃除という壮大なテーマでしたが、少しでも参考になれば嬉しいです。
今回の大掃除の疑問について超簡単にまとめてみました。
- 大掃除はいつからいつまでにやるの? →12月28日までがベスト
- 大掃除に準備は必要? →必要
- 大掃除はどこからはじめればいいの? →玄関から遠い、高い場所
- 大掃除のコツが知りたい →時間を決めて一気にやる
年末年始どうしても大掃除できないという方も、玄関だけは掃除しておくと福を呼び込めるそうですよ。
