季節の変わり目うちの旦那は、きまっていつも風邪を引きます。
風邪の引きやすさって個人差があるのでしょうか?
風邪の引きやすい人と引きずらい人の違いや風邪を引いたときに長引かせないためにはどうしたらいいかを調べてみました。
風邪の予防方法なども合わせてご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
もくじ
風邪とは?
病院に行って診察を受けてインフルエンザではない場合、絶対と言っていいほど「風邪ですね!」と言われます。
ですが風邪の症状もそのときによって違うので、明確な基準はないような気がします。
風邪の語源
どうして風邪は風だけではなく邪がつくのでしょうか。
風邪の語源
医学が発達していなかったので風邪は邪気が原因とされていた!
昔、風邪を引き起こす悪い風を「風邪(ふうじゃ)」と呼んでいたそうです。
今のように医学が発達していなかったので、風邪は邪気がもたらすとされていました。
邪悪な風というのが語源となり風邪(かぜ)と呼ばれるようになりました。
そういえば風邪は万病のもとということわざがありますね。
このことわざは、風邪が原因で様々な病気を引き起こすので軽視しはいけないという意味です。
風邪は万病のもと
風邪を軽く見てしまうと大きな病気になることもあるのです
風邪はどんな病気なの?
風邪と一口に言ってもその症状はたくさんあります。
どこからが風邪でどこからが風邪ではないのか気になりませんか。
風邪とは?
- 鼻、のど、気管支などの呼吸器粘膜の急性炎症疾患
- 炎症は様々だが経過は似ていることが多い
- かぜ症候群と呼ばれている
- 特定のウイルス感染ではない
風邪とインフルエンザの違い
風邪 | インフルエンザ | |
症状 | 鼻、のど | 全身 |
進行 | ゆっくり | 早い |
発熱 | 38℃前後 | 39℃~40℃ |
悪寒 | 少しある | 強く感じる |
鼻水 | 引きはじめに出る | 後から出はじめる |
咳 | 軽く出る | たくさん出る |
頭痛 | 軽い頭痛 | 強い頭痛 |
節々の痛み | 軽い痛み | 強い痛み |
参考:TERUMO
こう見るとインフルエンザはかなり症状がきついのがわかりますね。
ちなみに、風邪で病院に行って「風邪です」と診断をされてもカルテには風邪とは書かれません。
風邪は特定ができない病気で、風邪症候群の症状(それっぽい症状)を合わせて風邪と呼んでいるにすぎないのです。
風邪の予防方法

風邪を引いて大変な思いをする前に予防していきましょう。
風邪の予防には8つのポイントがあります!
- うがい 口の中の菌を殺菌しましょう
- 手洗い 手はいろんな菌がついているのでしっかり洗い落としましょう
- 水分補給 乾燥したのどは菌が付きやすくなるのでこまめな水分補給を!
- 栄養 バランスの取れた食事を心がけましょう
- 睡眠 規則正しい生活で体内リズムを整えましょう
- リラックス ストレスが貯まると抵抗力が下がることも…
- 保温 体を冷やさないように気をつけましょう
- 保湿 乾燥は風邪を引き起こす原因になるのでマスクで保湿しましょう
うがい・手洗いは風邪予防の基本中の基本なので知っている方が多いと思いますが、水分補給は意外でした。
でも乾燥させないというのは確かに理にかなっていますよね。
バランスのとれた食事や規則正しい生活、ストレスをためないことも重要なんですね。
保温については、電気毛布のおすすめはニトリ?敷きタイプやタイマー付きが便利という記事でもご紹介していますのでよかったらこちらもご覧ください。

そして最後の保湿ですが、マスクは風邪をうつさないためだけではなく風邪を予防する効果もあります。
風邪を引かないためには、日頃から予防をする必要があります。
風邪を引きやすい人
うちの旦那もそうですが、いつも風邪を引いている人っていませんか?
風邪を引きやすい人と引きにくい人って一体何が違うのでしょうか。
風邪を引きやすい原因
- うがい手洗いができていない
- 睡眠不足・運動不足
- 食事が偏っている
- 体内の水分が不足している
うがい手洗いができていない
手を洗っていたとしても、洗うタイミングが良くなかったり上手く洗えていないと風邪の原因になってしまうことがあります。
また洗っていない手で顔を触るのも良くないそうです。
20秒以上洗う 手を洗うときのポイント
ハッピーバースデーの歌を頭の中で2回繰り返すとちょうど20秒になります!
まずは、正しい手の洗い方から説明します。
正しい手洗いの仕方
- 流水で手を洗い、石鹸を泡立てる
- 手のひらと手の甲をこすり洗いし、指の間も手を組むようにして洗う
- 親指はねじるようにして洗う
- 指先や爪の間は、手のひらを受け皿にしてこすり洗いする
- 手首も親指のようにねじるようにして洗う
- よくすすぎましょう
次に、正しいうかいの仕方を説明します。
正しいうがいの仕方
- うがい薬を適量コップに入れる
- 少し強めにブクブクうがいをし口をゆすぐ
- 上を向きガラガラうがいを15秒くらいする
- もう一度ガラガラうがいをする
睡眠不足・運動不足
睡眠不足も免疫を下げてしまうので風邪の原因になります。
実は睡眠の質が大事なようで、睡眠の質が悪いと体に不調が起こりやすいんだとか。
カリフォルニア大学の研究結果によると、睡眠不足の人は睡眠がとれている人に比べて、風邪を引く確率が4倍にも昇るのです。
最低7時間は睡眠をとるようにしましょう
運動をしたときは一時的に免疫力が低下するそうですが、毎日適度な運動をすることで免疫力が増えて風邪を引きにくい体になります。
お風呂にゆっくりとつかって血行を良くするのも効果的です。

食事の偏り
実は、腸内環境を改善すると免疫力が上がります。
腸内環境は免疫力への影響が高く、その割合は半分以上を占めています。
腸内環境を良くするには発酵食品をとるのが効率的です。

酢は飲み物でも取れる発酵食品です。
酢については、酢を使ったドリンクレシピを紹介!酢の効果やメリットとは?という記事で詳しく紹介していますのでよかったらそちらもご覧ください。

水分が不足している
風邪の予防でもお話しましたが、意外と水分補給も大切なのです。
人間の体の60%が水分で出来ています。
1日に必要な水分
- 1日に汗や排せつで体外に出ていってしまう水分が2.5ℓ
- 体内で作られる水分は1日1.3ℓ程度なので1.2ℓは水分をとる必要があります
水分が保たれていると、鼻やのどは粘膜で覆われているので空気中の細菌は体内に入ってくることができません。
水分が不足してしまうと、空気中の細菌がどんどん体内に入ってきてしまいます。
そして炎症が起き鼻水やのどの痛みが起こるのです。
免疫力が下がりやすい人
それでは、実際に免疫力が下がりやすいかどうかをセルフチェックしてみましょう!
免疫力チェックリスト
勤務時間が不規則
1日中PCに向かっている
運動不足
睡眠不足
ストレスがたまっている
食事が偏っている
アルコールをよく飲む
たばこを吸う
早食いをする
普段から口呼吸になってしまう
どうりで風邪を引きやすいと思ったよ。
免疫力が上がれば、風邪を引きずらい体質にすることもできるのでできることからはじめてみましょう。
風邪を早く治すためにすること
そんなときは一刻も早く風邪を治したいですよね。
風邪のピークは2日目から3日目で、そこから徐々に回復をしていき7日目から10日目で完治すると言われています。
この期間の辛さを和らげることはできても、期間を縮めるのは難しいようです。
となると、重要なのは引きかけの風邪にいち早く気づき初期症状でストップすることです。
風邪に効くと言われていることをいろいろ試してみましょう。
風邪に効くと言われていること
- ビタミンC 100%のオレンジジュースやキレートレモンなどでビタミンCを補給する
- 食事をしっかりとる 食欲が少しなくても薬のつもりで食べましょう
- 睡眠をとる 疲れがたまると免疫も低下してしまうのでしっかり睡眠をとる
- 体を冷やさない しっかり着こんで体を冷やさないようにしましょう
- 水分補給 水分をしっかりとって菌を体内に入れないようにしましょう
- タバコを吸わない のどのイガイガを悪化させてしまうので禁煙しましょう
- うがい うがい薬、なければ塩水でうがいをしましょう
- ホットドリンクを飲む 体を温める効果のあるものをチョイスしましょう
- 加湿する マスクや加湿器で乾燥を防ぎましょう
- のど飴をなめる 咳を緩和してくれる効果と喉を乾燥させない効果があります
味は賛否両論ですが、初期の風邪なら龍角散で撃退できることもあります。
初期の風邪であれば簡単なことで治る場合もあるので、あきらめずにぜひお試しください。
お風呂に入っていい?
風邪を引いたときのお風呂って入るかどうかで悩みませんか?
お風呂は免疫を上げるのに良いという話を聞いたこともありますので、私は実際どちらが正解なんだろうといつも悩んでしまいます。
もちろん入らないにこしたことはないと思うのですが、どうしても体や髪がベタついてしまい気持ち悪くてお風呂に入りたいときもありますよね。
あくまで、ほんの一例なので症状次第ではその限りではありません。
少しでも気分が悪くなったら入浴は控えましょう。
また湯冷めしてしまうと風邪を悪化させてしまうので、お風呂上りは髪を乾かしすぐに休むようにしましょう。
風邪を引いたときにコンビニで買うべきもの
熱で体が辛いので、買い物に行くのも一苦労だったりしますよね。
そんなときに頼りになるのが一人暮らしの救世主コンビニです。
24時間営業しているので、好きなタイミングで買い物ができます。
買うべき商品
風邪で辛いときコンビニで- おかゆ レトルトのものが便利です
- おでん 意外とあっさりしているし体が温まります
- 鍋焼きうどん コンロで温めるだけで楽ちんです
- カットフルーツ 自分で剥かなくてもいいので本当に助かります
- ゼリーやプリン のどが痛いときもこれなら食べられます
- アイス ハーゲンダッツなどの高めのアイスは意外と栄養があります
- ポカリスエット 水分補給が大事なのでたくさん買っておきましょう
- 冷えピタ 冷たくて気持ちいいので買っておきましょう
レトルトおかゆは非常食にもなるので、風邪を引きやすい人はストックしておいてもいいかもしれませんね。
まとめ
- 風邪はという病気は存在しない
- うがい手洗いは正しい方法で行う
- 水分補給は忘れずに!
- 食事と睡眠も大切にして免疫を下げないようにする
- マスクは風邪の予防にも最適
- ホットドリンクを飲んだり、厚着をして体を温める
- お風呂は高熱でなければ入っても問題なし
- コンビニは一人暮らしの救世主!上手く活用しよう
もし風邪を引いてしまったら、けして無理はせずゆっくりと休養してくださいね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。